花江夏樹さんのファンがなんか色々書くブログ

声優の花江夏樹さんのファンが推し活やら自分のことやらについて書くブログです。

そもそもなんで花江くんファンになったんだろうかその2

 

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↑の続き。

↑の記事はなんかこう、ポジティブにできるだけ書こうとした記憶があって実際そんなにネガみのあることは書いてないんだけど、今回はちょっとネガネガした内容になると思う。

 

いつのまにか花江くんファンになっていた私なんだけど、色々考えたり思い出したりした結果、きっと純粋にお声だけでファンになったわけじゃねぇね?という所に至ったので今日はその話。

 

 

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花江くんがエジソンで結婚報告をしたときに

「自分のファンは自分自身のファンというより自分の演技のファンが多いから受け入れてもらえると思った」

的なこと言ってた気がしたけど、ごめんね花江くん私はそうじゃないんだ。

 

私、花江くんの

・声

はとっても好きだけど

・演技

はなんというか、ものにより評価にばらつきがある。(もちろん、基本は「好き」だ)

そして花江くんを「好き」になったきっかけは声や演技なんだけど、「ファン」になったきっかけは花江くんの「人物」なんだよね恐らく。

 

 

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声だけでいえば、他にも好きな声優さんは何人かいる。

女性声優さんだと林原さん、甲斐田ゆきさん、釘宮さん、沢城みゆきさん、小林ゆうさん、悠木碧さん、久野美咲さんの声が好き。

男性声優さんだと小林裕介さん、梶裕貴さん、増田俊樹さん、松岡禎丞さん、山下大輝さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、島﨑信長さんらへんが思い浮かぶ

小林君は兎にも角にもお声が好き。そんなに数を聞いてるわけではないんだけど安定してどの作品でも好きだなって思える。

 「声質」だと小林くんが一番に出てくるけど、「演技」だと誰かな……やっぱつぐつぐかな。好きなつぐつぐの演技を一つ上げると、某CD作品でめっちゃ悲惨なシーンがあったんだけどそこがすごい、こう、原作以上の表現をなさっていて鳥肌が立った。そのキャラクターの心理状態が聞いてるこっちにまで憑依してくるような、奥歯がガチガチ鳴るような恐怖で精神がぶっ壊されていく様が本当に見事で……CDを先に聞いたから、原作読んで「へ? こんなあっさりしたシーンなの??」って拍子抜けしたくらい。

 

……と、こう書くと「なんで花江くんが最推しなの?」って感じよな。

 

もちろん、花江くんのお声だいっすきだし、花江くんの演技で魂が震えたことが何度もある。

だけど、「声優 花江夏樹」のファンになって、「この人を最優先に追いかけよう、応援しよう」と思うに至った要因は声質や演技オンリーではない。

 

上手く言えないけど強いて言うなら、「声優というコンテンツ」として総合的に見た結果花江くんが一番だった。そんな感じ。

 

 

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 私は「声優」を、単なる作品作りの裏方的存在とは捉えていない。

実際、近年声優さんのお仕事の幅は広く、ラジオ、ネット配信映像番組、雑誌でのグラビアや写真集などの出版、個人名義での音楽活動、個人名義のテレビ番組、イベント出演、企画DVD出演……

キャラ名義個人名義問わず、「中の人」が顔出しで表に出る機会は非常に多い。

 

そうなってくると、「声優」という仕事において「演技がうまい」の一点だけが絶対的な評価基準ではなくなってくるよね?

 歌とダンスが上手ければ、二次元アイドルもののイベントではとびきり輝くだろうし、トークが上手ければラジオやイベントMCで活躍の機会が沢山ある。

ビジュアルが良ければ写真集や雑誌グラビアで引っ張だこだろうし、 「2次元イケメン」に夢を見ている人が中の人を見ても夢が壊れないというのはある意味最強の強みではなかろうか。次元を超えるいけめんすぎょい。。。

 

もう一つ、中の人の露出が増えてくると興味の対象になってくるものがある。

「人柄」と「プライベート」だ。

声優エピソードBOTみたいなものが沢山存在するのはそういう面でも声優さんに需要があることの表れではないかと思うんだがどうだろう。

「○○くんはお酒に弱くて■■くんと二人で飲んだ時泥酔してひたすら■■くんのいい所を挙げてほめ続けるもんだから■■くんが照れて赤面した」

とか

△△くん「○○先輩と初めてお会いしたのはXXXの現場でだったんですけど、初めて役がついて緊張している僕に○○先輩から声をかけてくださって、終わった後もご飯に連れて行ってもらって…」

とか。

そういう話が求められる、需要がある時点でもう声優は単なる「中の人」というよりタレント的要素が強い存在だと思うわけですよ。

 

 

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それを踏まえて、「私は花江くんのどこが好きか」を語るとすると、やっぱり「人柄」の部分がそれなり以上に大きいことには違いないんだよな~。

あの、何とも言えない人懐っこさとか人との距離感の詰め方がたまらなく愛らしいと思う。

それと、26歳の男の子らしさ、とでもいうのかな。好きな女の子(奥様)の話を楽しそうにしたり、仲いい人たちと一緒の現場だと途端にやんちゃみ出てきたり、年下の女性声優さんが相手だとお兄ちゃんみ出してきたり、趣味のもの購入してうっきうきなツイートしてたりとか……

 

そういう人物であることを踏まえて花江くんのお芝居を見ると、「あ、このキャラの感じ素の花江くんっぽいところあるな」とか「このキャラって性格的に花江くんと真逆っぽいのに、この演技はすごい」とか思えて楽しみ方が増えたりもする。

なので、私の中で花江くんの人物と演技って完全に切り離して捉えられないところがあるのは否定できないんよね。。。

 

それに合わせて、花江くんの武器と言ってもいいMCとお歌ももちろん大好き。

 (MCに関しては「ここはもっとこうだといいのに」と思ったりもするけど、それが次の機会にその通りになってたりとかするの見て、ある意味成長が楽しみ的なのもある。)

 

正直どの要素も切り離して単独では捉えられないから、私が好きになったのは「総合的なコンテンツ」としての「声優 花江夏樹」なんだと思う。

 

 

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というわけで、私は総合的なコンテンツとしての声優 花江夏樹を求めている訳であるからにして、

・演技が上手ければそれでいい

・歌が上手ければそれでいい

という具合にはいかない。

上記ももちろんなんだけれども、ラジオやおはスタなんかのMC業もこれからも続けてほしいし、だけどそっちが忙しすぎて中の人のお仕事が減るのは嫌だし、お洋服の趣味やガスマスクやスチパンが好きなところもそのままでいてほしいし、声質も今のままでいてほしいし性格もあの人懐っこさとやんちゃさはそのままでいてほしい。

だけど年を重ねるごとに成長もしていってほしいという矛盾なー……。

 

 

雅-miyavi-の曲にあしタ、元気ニなぁレ。というのがある。

曲中で「れりごーれりごー」連呼する曲なのでアナ雪が流行った時に『私にとってレリゴーはこっちなんだけどな』と思ったりしたんだけどそれは置いといて。

 

この曲の歌詞に

「遠くに行かないで」君は言うけれど、僕から言わせりゃ「一緒に来れば?」
それだけの事、それだけの事、なんてこたぁないさ。だろ?

というのがある。

私はこの曲を「日々の繰り返しの中で変化していくものもあるけれど僕たちの関係性は変わらないよ」という曲だと解釈していて、

まあ実際、初めて聞いたとき(まだ10代前半~半ばだったはず)はすごく素敵な曲だと思ったのね。

だけど、それから●年経って人並みに恋をしたり付き合ったりはたまた追っかけに精を出したりガチ恋沼に落ちたりなんだりを経た今、「それだけの事って言うけどそんなに簡単なことじゃないよな…」と思うようになった。

 

この先、花江くんはお仕事の幅が広がっていくかもしれない。

逆に、狭まっていくかもしれない。(BLとかもう出ないだろうしさ。あと、おはスタに週5出てることで受けられない仕事とかもあると思う。)

その変化が私にとって好ましいものであるかどうかわからんというのはあるんだけど、それ以上に自分が変化していって花江くんから離れる可能性の方が高いような気もする。

彼氏ができたりしたらシチュCDとか恋愛系ゲームやる機会減るかもだし、自分の好みのタイプも変化していくかもしれんし。

ライフスタイルが変わってアニメとかあんま見れなくなる可能性もある。

あとは花江くん以上に好きになる声優さんが現れたりとかね。

 

総合的にみて花江くんが一番好き、だから

「このポイントだけは絶対的に好きだから、ここが変わらなければずっと一番好きでいられる。」

 っていうものがある人よりはきっと私の「好き」は揺らぎやすいんだろう。

 

 

来年の花江くん関連の予定で行こうと思っているやつが既に何件かあるけど、その時まだ同じだけの熱量を持ってられるかな。

なんてネガティヴになる年末であった。

 

おわる。